大きな鏡をL字形に張りめぐらせ、シャンデリアの輝く回廊になっていて、現在マイアミで最も人気のあるキューバ風レストランです。
ヴァルスの計算では、1日500から600の客が入り、毎週約300ポンドのコーヒー、500ポンドの米、400ポンドの豆、そして半トン以上のキューバ・パンを消費します。
1971年以後、ヴェルサイユの近くに他に4軒の野心的なキューバ・レストランが加わりました。
・・・その一つに、通りの向こうのラ・カレッタ(ニ輪の砂糖荷車)があります。
値段も多少安く、見栄えでは劣りますが、同じように大きな店です。
いわばヴェルサイユのライバルで、クリオール料理が呼び物です。
ヴァルスはカエ・オウコ通りの向こうで巨大な荷車のネオン・サインを見せつけるラ・カレッタに寛大でした。
工夫をこらした競争が市場を広げることをヴァルスは知っています。
それにヴェルサイユの創始者ほど工夫の才にすぐれた競争者がいるでしょうか?